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遠距離介護 母親の病院生活

 

前回から少し間があいてしまいましたが、その後の遠距離介護している母親についてです。
≫前回の記事はこちらをどうぞ

 

以前の記事は母親が倒れていそいで日本へ駆けつけ病院に付き添っていた頃のものでその時は海外から駆けつけ、病院で1ヶ月以上看ていた自分に満足していました。

 

病院での母も最初の頃もちろん自分の置かれた状況にショックを受けてはいましたが、まだ頑張れるという気持ちがありました。

 

この段階で海外へ戻るとき離れる寂しさはありましたが、母も次会うときまでにもっと元気になるといって別れました。

 

遠距離介護の母親がリハビリ病棟へ

 

でもその後病院生活が続いた母はまず精神的に参ってしまいました

 

日々動かない体を思い知らされ、何をするにも人の手を借りなければいけない。
そして忙しい病院関係の方の中には言葉や態度のきつい方もいらっしゃいます。

 

今まで自分で全てバリバリやっていた母にとってそれはかなりの屈辱だったようで、それが精神状態をどんどん弱らせていきました

 

通常の病院からリハビリ専門の病院へ移ってとにかくリハビリを頑張って少しでも自分で体を動かせるようにする!といっていた母が電話でよく泣くようになりました。

 

そして周囲の人に幻覚症状のようなありえないことを話すようになってきたのです。

 

 

そうなるとせっかく頑張ろうと思っているリハビリにも影響が出てきて、病院で母の担当をしてくださっている方もなんとかしないといけないと思ってくださったようで、この場合やはり一番身近な娘さんに帰ってきてもらうのが一番いいのではないかと日本の家族に連絡がありました。

 

その話を聞いて私はすぐに母に会いに行くことを決心しました。

 

幸いこちらの家族も協力してくれたので、前回の帰国から1ヶ月ほどで再度日本へ行きました。

 

再び遠距離介護中の母親に会いに日本へ

 

今度は2週間ほどの滞在予定です。

 

毎日母の病院へ行き、側についていました。
リハビリ病棟は個室が1部屋しかなく大部屋を余儀なくされましたが、確かにここにずっといるとなると気が滅入ります。

 

日本の高齢化社会を目の当たりにした感じでした。

 

商売をしていた母はとにかく周りに気を使いながら過ごしています。

 

しかもずっとオーナーとしてやっていたプライドはしっかりあるため、周りが雑談で話していることも全て自分に対して言っていると思い込んでしまいます。

 

私が一緒にいて聞いていてたいしたことではないと思うようなことも、「ほらっ!」とひじでつついてくるのです。

 

そして私がそんなことないよと笑い飛ばそうとすると「しっ!聞こえたら復讐される」みたいなことを言うのです。

 

とにかくおびえてびくびくしています

 

病院従事者の方も人ですからいつも優しい言葉をかけることもできないでしょうし、時にはきつくいわないといけないこともあるとはわかっているのですが、母のあまりにもおびえるその姿を見ると家族は心配になってしまいます。

 

家族がいる時といない時では態度が全然違うからと、私が帰る前にはもよおしていてもいなくても必ずトイレに行くといってきかないのです。

 

母は体が不自由になった分あらゆる感覚が敏感になったようで、人の観測も鋭くハッとさせられることばかりでした。

 

遠距離介護中の母を見て慎重すぎる日本を感じる

 

そして私がもう一つ感じたのは日本は慎重すぎるのではということです。

 

病院の中でたくさんの患者さんがいるときっといろいろなことがあるのでしょうが、そのいろいろなことを全て防ごうとして規律がどんどんできています

 

そうすると全てのことが許されなくなるような感じです。

 

専門外の私がとやかく言うのはおかしいかもしれませんがあえて言わせていただくと、母のトイレにしても足の位置まで決められます。

 

もちろんさまざまの実証や経験をもとにそれが一番いい方法なんだろうなということはわかりますが、その位置に足を置かないといけないんだ!落第だ!みたいになると、もうそれができないと自分はだめなんだと思ってしまうのではないでしょうか。

 

私がトイレに連れて行って、ある程度教えてもらった方法でしますがあとは臨機応変。少々足の位置が違っていてもトイレはできます。

 

でも母は「そんなことしたらダメ。こうしないといけないと教えられた。こうしないと叱られる」というのです。

 

う〜ん、何かがおかしいとずっと思いながら病院についていました。

 

 

母に言わせると私の感覚はもう日本人じゃないというのですが、全てにおいてあまりにも慎重すぎるという気がしてなりません。

 

自分の母だから何があっても責任を問われることもないので、勝手にできるというのもあるかもしれません。

 

確かに病院関係者の方のように責任を取らないといけない立場だと、決められたとおりにしておけばそれで事故があっても責任は問われませんからね。

 

他人に任せるってことはそういうことなんですよね。

 

 

 

やはり自分の手で母を看たい。その気持ちがどんどん強くなっています。

 

ただこれもたくさんの問題をクリアーしていかないとできません。
母が一番辛い時に遠方にいて何もしてあげられない、その罪悪感を毎日ずっしり感じています。

 

長くなりましたのでまたこの続きは次回書いていきたいと思います。

 

長文読んで頂きありがとうございました。

 

 

 

遠距離介護,母親