【ワーホリから国際結婚】25年のマレーシア生活から伝えたいこと!

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マレーシア移住

20代の前半にオーストラリアへワーホリ(正式にはワーキングホリデー)に行きました。
そこで知り合ったマレーシア人の主人と国際結婚して1995年に東南アジアのマレーシアへ来ました。

この間に多くの国際結婚カップルと出会いました。
残念ながら様々な理由で離婚して帰国されてしまった方もいます。

にいな
にいな

自分の経験や周りの人を見て私が考えたワーホリなどで知り合って国際結婚するときに気を付けたい事をシェアさせて頂きます。
(あくまでも私個人が思ったことです…)

ここで私がお伝えしたいことは海外生活に馴染めない、習慣の違いが受け入れられない、ご主人と上手くいかなかったとならないために結婚前に自分が覚悟しないといけないと思ったことです。

また実際に私がマレーシアで国際結婚したときのことや3人の子供を育てた体験談、私が感じる国際結婚のメリット・デメリットなど、25年過ぎて思う事を全てお伝えします。

国際結婚に憧れている人や、これから国際結婚する予定の方、マレーシア人と結婚する予定の方の参考になれば嬉しいです。

国際結婚で気を付けたい3つの大切なこと

ワーキングホリデー 出会い

日本で外国の人と出会いたい、結婚したいと思っている人は、ワーホリなどで海外に住むと日本にいるより確実に出会いは多くなります。これは海外で心細いので人に頼る機会が増えるのと、日本から出た解放感からなのかもしれません。

しかし海外で知り合ってそのまま結婚というのは、自分の経験からもう少し考えた方がいいかなと思います。

結婚前に相手のことや相手の家族をよく知るべき

ワーホリで知り合った彼、彼女とはまだ1年未満のお付き合いという事になります。
相手は自分のことや自分の家族のこともよく知らないわけですし、自分も相手の事や相手の家族のことをどこまで把握できるか分かりません。

恋愛中はこの人を愛しているから家族は関係ないと思いがちです(私…)が、結婚して長く一緒に住むにはお互いの家族の事情はかなり大切です。

とくに国際結婚で相手の国に住む場合、生活スタイルは相手側に合わさなければいけないことが多く、ここで「日本ではこうする!」と言い張っていては上手くいかないし自分も疲れてしまいます。

国際結婚で上手くいくためにどこまで妥協できるかが大切な気がします。
そして相手の家族のことは事前によく理解しておくべきだと思います。

結婚したとたん相手の親兄弟が一緒に住むんだといって移り住んできたなんていうケースも実際にありました。その民族では結婚したら当たりまえの事でご主人も「何がダメなの?」と取り合ってくれなかったというのです。

その他にも細かい違いは今でもよく感じます。そんなことを記事にしました。
【国際結婚のあるある】マレーシア生活25年 文化や習慣の違いそれ本当?

結婚で海外に住むとはどういう事かよく考える

ワーホリや留学などで海外に住んでみると「大丈夫。自分なら海外に住める。」と思うかもしれません。

でも期間限定で海外に住むのと、結婚して生涯海外に住むかもしれないというのでは全く違います。

結婚するときは飛行機でいつでも里帰り帰国すればいいと思いますが、子供が出来て学校の都合があったり、仕事の都合があったり、お金の都合があったりで思うように帰れないときも出てきます。

新型コロナウイルスのようなことが発生すると飛行機にも乗れません。

また子育て中も自分の両親に孫の成長を頻繁に見てもらうことも出来ません。
今はビデオ通話で動画をシェア出来るのでそれほど距離を感じないかもしれませんが、私は子供がお座りできるようになった、ハイハイを始めた、歩けるようになった時にすぐ親に見てもらえなかったのがとても寂しく感じました。

結婚のときには漠然としか考えられないですが、親の介護や死というのもいつかは直面します。
介護が必要になったとき側にいてあげられないつらさ、国際結婚では親の死に目に会えない可能性も高くなります。

今まさにその辛さに直面しています。遠距離介護についてはこちらの記事で紹介しています。
【マレーシアから遠距離介護】国際結婚、海外移住前に考える親の介護

結婚を考えるときこういう事も全て覚悟して決断しないと、あとで「こんなはずじゃなかった」と後悔します。

そして自分の寂しい気持ちをご主人や奥さんが理解してくれないと思えてくると夫婦仲も上手くいかず離婚に至ってしまうこともあります。

結婚相手の国を尊重する

日本は先進国で商品も豊富で綺麗で安全でとても素晴らしい国だと思います。
そんな日本から海外(特に後進国)へ行くとどうしても日本の方が優れていると感じてしまいます。

ワーホリで行った先進国のオーストラリアでさえ日本の服や食事の充実さなど痛感したのに、私が嫁いだマレーシアはまだ発展途上国でした。現在は急成長している国ですが、25年前はまだ物価も安く、日本では当たり前のものが手に入らないという事もしばしば。

そうなるとどうしても「マレーシアはどうしてこうなの?」と主人に愚痴ってしまいます。
しかしマレーシアの人にとってはマレーシアが一番です。悪口をいわれたらいい気はしません。

ここで相手の国の事がどうしても理解できないと旦那様ともギクシャクして離婚に至ることも出てきます。

私の場合は長女が産まれた時「日本式が一番!」と頑なに義母の助言も聞き流していました。
主人が私の意見を理解してくれて義母と上手く取り持ってくれたから良かったですが、主人もマレーシア式を主張していたらこじれていたかもしれません。

その後2人目、3人目で忙しくなり日本式にこだわっていられなくなったことや、マレーシアにもいい物がたくさん出回ったり、いい情報をくれる友達と知り合えたりしてどんどん現地育児に慣れていきました。

今周りを見るとマレーシア式で育った子供たちもみんな立派に成長しています。

にいな
にいな

日本式にこだわった自分は何だったんだろうと感じます。

ただ国際結婚でも出会った場所によって若干状況は変わってきます。
日本で出会った場合相手の人が日本の文化や習慣をよく理解しているので、また違った結婚生活になるのかもしれません。

こちらの記事で出会い場所によって気を付けたい事をまとめてみました。
【国際結婚したい人へ】外国人との出会い場所別気を付けたい事

国際結婚でマレーシアに来る人へ

それでは実際に私が住むマレーシアの結婚事情や子育てについてお伝えします。

マレーシアのビザについて

マレーシア人と国際結婚すると配偶者ビザを申請することが出来ます。
取得はそれほど難しくありませんが、相手の方がムスリムの場合は結婚前にイスラム教に改宗する必要があります。

配偶者ビザは現在最長5年もらえるようですが、最初は1年更新です。
移民局はかなり待たされる場所なので、1年に1回の更新が本当に憂鬱になります。

配偶者ビザを5年取った後ようやく永住権を申請することができます。
ただ申請することができるだけでいつ永住権をもらえるかは全く分かりません。申請したらひたすら待つのみです。

にいな
にいな

私は申請してから9年たち忘れたころにようやく永住権が取れました。

子供の国籍について

マレーシア人と日本人が結婚した場合、子供はマレーシア国籍と日本国籍を取ることができます。
日本の法律は子供が22歳までにマレーシア国籍か日本国籍を選択する必要があります。
マレーシアは21歳までに国籍を選択するよう義務付けています。

2012年までマレーシアは2重国籍は認めていましたがパスポートを2つ持つことは認めておらず、うちは日本帰国時子供達はマレーシアのパスポートで日本の観光ビザを取って帰っていました。(現在マレーシア人は観光ビザが要らなくなりました)

今は21歳まで2つのパスポートを持てるようになりました。
参考資料: 在 マレーシア日本国大使館 ホームページ内

国際結婚の子育ては習慣、文化の違いだけでなくこういう書類関係で分からないことがたくさん出てきます。

特にマレーシアはいつの間にか条件が変わっていたり、担当者によっていう事が違うので何が正しいのか全く分かりません。

子育ても忍耐と鷹揚さが必要ですね。

教育について

マレーシアの教育は選択肢がたくさんあります。
地元の公立学校だけでも

  • マレー系
  • 中華系
  • インド系

から選ぶことができます。

これに加えて

  • 私立学校
  • イギリス系 インターナショナルスクール
  • アメリカ系 インターナショナルスクール
  • ホームスクール
  • 日本人学校

があります。

どんな教育を受けさせるか家族で話し合いが必要です。
うちの3人の子供はそれぞれの学力や本人の意向などで、みんな別の教育を受けることになりました。

詳しくはこちらの記事で書いています。

国際結婚のメリット・デメリット

国際結婚 メリット デメリット

国際結婚はもちろんメリット・デメリットがあります。
人によってメリットと感じるところデメリットと感じるところはさまざまですが私がメリット・デメリットと感じる点を紹介します。

メリット

日本のいい所、悪い所がよく分かる
若い頃は日本の嫌いなところばかり探していました。なのになぜか海外の人は日本に憧れていると勘違いしていました。
実際海外に出てこの大きな勘違いに気づかされました。
また日本人の謙遜の文化、集団社会のいい所、悪い所も見えてきた気がします。

全く興味がなかった着物に興味が出たり、若い頃は海外旅行ばかりしていたのに日本の温泉地などが大好きになりました。
日本にいたらきっと気づけなかったことがたくさんあったと思います。

デメリット

私は今マレーシアへ来たことの一番のデメリットと感じることは日本の家族と会えないことです。
子供が小さい頃は一緒に成長を見守ってもらえないことに寂しさを感じました。

そして親が弱ってくると親の死に目に会えないことや、親の介護ができないことで痛烈に距離を感じます。

【ワーホリから国際結婚】25年のマレーシア生活から伝えたいこと!のまとめ

20代でオーストラリアへワーホリに行きマレーシア人の主人と知り合いました。
遠距離恋愛から結婚、マレーシアに住んで25年があっという間に過ぎました。

にいな
にいな

名前すらよく分からない国の事をよく調べもせず飛び込んでここまでこれたのは本当に運が良かったとしかいいようがありません。

主人の人間性だけを信じてきた訳ですから、騙されていても全く気付かなかったと思います。
じっさい「この人は騙されているのでは?」と思う結婚をした人も見てきました。

今は検索やSNSで簡単に調べることができます。

国際結婚を考える人は日本人同士の結婚以上に相手の国のことや相手の家、家族のことをしっかり調べ納得してから結婚して下さい。

納得いくまで調べてもやはりダメだったとなる場合ももちろんあります。
だけど知らなくてがっかりするのと、事前に知っていたけどやってみてダメだったのでは気持ち的に大きく違うと思うのです。

25年たち自分が経験してきたこと、周りを見て感じたことがたくさんあります。
私の経験がこれから国際結婚しようと思っている方に少しでもお役に立てば幸いです。

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