【ホームスクールとは】マレーシアで次女が通うホームスクールメリット・デメリットは?

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ホームスクーリング

ホームスクーリング(マレーシアではホームスクールと呼ぶ)って聞いたことありますか?
日本ではまだ認知度は低いようですが、マレーシアは学校の選択肢の一つに入っています。

ホームスクールは家で勉強するイメージですが、マレーシアのホームスクールは学校形式で先生と生徒で授業があります。

にいな
にいな

うちはホームスクールに次女が通いました。

彼女は地元の中華系小学校から12歳の時にホームスクールに移り、2020年7月にホームスクールを終了しました。

そんな次女の体験からホームスクールとは、ホームスクールのメリットやデメリットに感じることをご紹介します。

ホームスクール(ホームスクーリング)とは

ホームスクール
ホームスクールはもともと家で学習することです。
学校に通わず、家で親や家庭教師がその子のペースに合わせて勉強を進めます。

日本では不登校の子や集団に馴染めない子のためのプログラムというイメージです。
しかし本場アメリカではよりハイレベルな勉強をさせたい、個性を伸ばす勉強をさせたいと願う親子がホームスクールを選択するパターンが多いようです。

ホームスクールで教育を受けた有名人:

レオナルド・ダ・ヴィンチ
アガサ・クリスティ
チャールズ・チャップリン
トーマス・エジソン
アルバート・アインシュタイン
その他元アメリカ大統領も数人

そうそうたる名前が出てきます。

日本は義務教育制度がありますので、ホームスクールの場合も小学校や中学校に在籍する必要があります。
学校の対応は様々ですが、とりあえず不登校と同じ扱いになるので卒業はできるようです。

その後は「高卒認定試験」を受けて合格すれば大学へ行くことも可能です。
学校に行かなくてもしっかり勉強して学力をつければいいという事です。

ホームスクールは親のサポートが必須になりますが、親が教えるのはなかなか大変です。
日本ではオンライン塾で自宅で学ぶことができるようです。

親が教えられなくても、パソコンやスマホで勉強を教えてくれるんですね。

インターネット塾についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
【海外で子育て】家庭でしっかり日本語サポート!おすすめはオンライン学習

ホームスクールを受けさせたいけど教える自信がないという親御さんは活用するといいかもしれませんね。

ただマレーシアのホームスクールはまたちょっと違います。
次女が通ったマレーシアのホームスクールをご紹介します。

マレーシアのホームスクールについて

地元の中華系小学校へ通っていた次女ですが中国語やマレー語が得意ではありませんでした。好きでも得意でもない中国語やマレー語に時間を費やし、テストにぎりぎり合格するために塾うのは違うと感じ得意な英語で勉強する学校に転校しようと小学校5年生の途中でしたが学校探しを始めました。

そこで浮上したのがホームスクール

アメリカで始まったホームスクールは本来家庭で親が教えるカリキュラムで皆横並びでいっせいに同じことをする学校カリキュラムとは違い個々の子供の能力に合わせて進めていくものです。

このカリキュラムを使うとアメリカでは勉強が好きで習得の早い子は何歳でも大学へ入学資格が取れたり、ゆっくり勉強したい子はそのペースに合わせて勉強を進めることができます。

マレーシアの次女が通ったホームスクールはそのカリキュラムを取り入れた学校です。

マレーシアでは普通の学校のように始業時間、終了時間が決まっていて運動会や学芸会のような行事もあります。ただ勉強は個々の机に座って自分のペースで進め、わからないところは先生に聞くというシステムです。

同じ教室で勉強していますがみんなやっていることはバラバラです。

ホームスクールで使っている教材

次女の学校で使っている教材はアメリカのACEという機関が出しているものです。

ホームスクーリング 教材
最終的に目指すのが日本の高卒認定試験と同じアメリカの「SAT」という試験。
この点数で大学に行くことも可能です。

ホームスクーリング 教材

ただしSATはアメリカ系の大学が取り入れているもので、イギリス連邦国のマレーシアは認めている大学がとても少なくマレーシアでは進学先が限られます。(SATを認めている国へ留学する場合は問題ありません。行きたい国や行きたい大学がSATを認めているか調べた方がいいですよ!

娘はマレーシアで進学するつもりだったので、急遽イギリス系の高卒認定試験の「IGCSE」を受けることになりました。

*ここで失敗したこと*

進学先をしっかり決めていなかったのでマレーシア進学=IGCSEにしたのですが、結局SATが通用する(だろう)オーストラリアへ行く予定になりました。慌ててIGCSEにせずそのままSATを受けていた方が早くオーストラリアへ行けました。ホームスクーリング 教材

ホームスクールは自分で勉強する内容が決められるので、臨機応変に対応できます。

ただしマレーシアのようにホームスクールでも学校に任せる場合はその学校で何を教えられるのかよく調べた方がいいですね。

次女のホームスクールはSATがメインですが、マレーシアの大学に進学したい生徒が増えてきたのでIGCSEをはじめました。しかし教えられる科目は少なく足りない科目は自分で勉強するか塾に通う必要があります。

他のホームスクールではIGCSEをメインにしているところもあります。
マレーシアでホームスクールを考えているお父さんお母さんは学校が何を教えているかよく確認してから入学した方がいいですよ。

またホームスクールは教育省の認可を受けていないため学生ビザを取ることができません。

日本人がマレーシアのホームスクールに入るビザは2つです。

  • 観光ビザ
  • MM2Hビザ

観光ビザはホリデープログラムなど短期コースに通うことができます。
3か月以上の長期でホームスクールへ通わせたい場合はMM2Hビザが必要になります。
(*ただし現在コロナの影響でMM2Hビザの新規申請は停止しています。)

マレーシアの移住情報はこちらのページで詳しくご紹介しています。
【マレーシア移住】親子留学もおすすめ生活しやすい理由やビザ、教育について

ホームスクールのメリットとデメリット

うちの次女はホームスクールに入ってよかったと思っていますが、ホームスクールはやはりまだ特別な教育法です。

メリットだけでなくデメリットも感じるので、それをご紹介します。

ホームスクールのメリット

・自分のペースで勉強できる。
・自分の意思で勉強するようになる
・勉強内容を選択できる

うちの次女はホームスクールに行って英語が格段に伸びました。
また基本自分で勉強するスタイルなので、自立心が芽生えたように思います。

ホームスクールの学校は基本個人で勉強し、分からない場合友達に聞く、それでも分からない場合は先生に聞くというスタイルです。

年齢が高くなると教える立場になるためか、末っ子の甘えっこでしたがかなりしっかりしてきて性格も変わり、活発になんにでも挑戦するようになりました。

にいな
にいな

次女にとってこの学校の選択は間違っていなかったと思いますが、全ての人におすすめする訳ではありません。

ホームスクールのデメリット

・ホームスクールという制度を認めていない国が多い。(日本も認めていない国です)
・個人ペースなので自分で勉強しようと思わない子はいくらでも怠けられる。
・マレーシアではホームスクールは学生ビザがおりない。

また次女のホームスクールはクリスチャンが主体なのでACEの教科書もクリスチャンに関する内容になっています。クリスチャンでない人は抵抗があるかもしれません。

これは学校により異なりますので、入学前によく調べてください。

また日本で問題になっている社会性についてはマレーシアのホームスクールは学校形式になっているので問題ありません。

日本ではスポーツ系の習い事や趣味のサークルなどに入れる、親が積極的に周りと接して複数家族で出かけたりする機会を増やすことで周りと関わることを学べるのではないでしょうか。

学校だけが社会性を学べる場ではないと思います。

先にも書きましたがマレーシアではホームスクールでは学生ビザがもらえません。
親がMM2Hビザを取得すると子供を付帯できるのでそれで通うことになります。

MM2Hがあればマレーシアに10年住むことが出来ますし、更新も可能なのでホームスクールに通うことが可能です。(*ただし現在コロナの影響でMM2Hビザの新規申請は停止しています。)

MM2Hについてはこちらの記事で詳しく説明しています。
【長期滞在ビザ】マレーシアのMM2H(マレーシア・マイ・セカンドホーム)

ただSATを勉強する場合、マレーシアの専門学校、短大、大学に進学するのは難しいのでマレーシアで進学しようと思う場合はIGCSEを受ける必要があります。

娘の進学予定のオーストラリアの専門学校からこんな返事が来ました。

Please be advised that we are unable to accept the student’s Year 10 and Year 11 result as equivalent to meet the entry requirement of the applied course, student will need to provide IGCSE result to meet the academic entry requirement.

送付頂いた10年生、11年生終了証明はご希望のコースの申請条件を満たすことができませんでした。(ホームスクールはマレーシア教育省の認可を受けていないためだと思われます)そのためIGCSEの証明が必要です。

という事で引き続きIGCSEを勉強中です。年2回しか試験がないIGCSEなので進学が1年延びてしまいました。
もしかするとSATを受けていたら来年進学できたかも…

【ホームスクールとは】マレーシアで次女が通うホームスクールメリット・デメリットは?のまとめ

にいなライフ

今回は次女が通うホームスクールについてご紹介しました。

マレーシアは学校選びの選択肢がとても多く、うちの場合3人の子供たちがそれぞれ違う教育を受けることになりました。

長女の教育はこちら:【マレーシアの学校】インターナショナルスクールからオーストラリアへ行った方法
長男の教育はこちら:【マレーシアの学校】 マレーシアで中国語の学校に行くと英語はどうなるの?

誰が一番成功するのかはまだ分かませんが(笑)、マレーシアは学校の選択肢がたくさんあるので子供の性格、周りの環境、本人の意思などさまざまなことを考慮して選ぶことができます。

にいな
にいな

ホームスクールだからいい、ホームスクールだから悪いというのではなく、ホームスクールは通常の学校とはスタイルが違うという事を把握し、それがお子さんに合うか合わないかですね。

海外の学校へ通わせる場合一番大切なのが英語の準備です。幼稚園児ならいいでしょうが、小学生以上になって英語が全く話せないのに海外の学校へいきなり入れるのはお子さんが可哀そうです。日本である程度英語の準備をするために年齢別のおすすめ学習法をまとめました。ぜひすぐにでも英語の準備をはじめてあげてくださいね!
【子供の英語】年齢別に自宅でできるおすすめの学習法をご紹介!

ホームスクールのQ&A

お問い合わせに質問を頂きました。
他の方の参考になるかもしれないので質問者様の了承を得てここで紹介させて頂きます。

質問:
こんにちは。ブログ拝見いたしましてメッセージを送らせてもらいました。ホームスクールに通われたお子さんの学校のことに興味がございます。マレーシアではホームスクールが選択肢の一つとして認知されていると伺っておりますが学校の数は結構あるのでしょうか。インターネットでいろいろと検索をしましてもなかなかよくわからず、もしご存じでしたら教えていただけたらとてもうれしいです。よろしくお願い申し上げます。

回答:

ブログを訪問頂き誠にありがとうございます。

ホームスクールに興味をお持ちという事ですが、私の住むペナン島で知る限り人気のホームスクールは3校ほどあります。

http://pinanglearningcenter.com/
https://www.lighthouseacademypenang.com/
https://esolhomeschooling.com/

また噂では他にもちらほら聞いておりますが、実際に運営されているか
まだ存続しているか定かではありません。

ホームスクールは教育省の認可を受けておらず誰でも開校できるようです。
そのため少人数で開いている人もいます。

現地でのホームスクールの位置付けは「ホームスクール通っている」というと
みんな「あっそうなの」とういう感じです。
でも私立の学校のひとつとでも思っているようで、ホームスクールがどんなところなのかはよく分かっていない人が多いです(^^;)

これからもお役に立てる情報をお届けさせて頂きたいと思っておりますので引き続きブログ応援頂ければ嬉しいです。

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