マレーシアはどんな国?
私はマレーシア人の主人と結婚して1995年からマレーシアに住んでいます。
20数年前マレーシアがどこにあるかもよく知らずやってきました。今はすっかりマレーシア大好きの自称日馬親善大使です♪
マレーシアの発展を現地で見てきた経験からマレーシアについてとことんご紹介します。
残念ながら今は新型コロナウイルスの影響で観光客の入国が停止されていますが、また大好きなマレーシアへたくさんの日本人が遊びに来てくれる日が来ることを願っています。



近い将来観光が再開することを祈ってマレーシアの基礎情報からおすすめ観光スポットなど住んでいるから分かる現地生情報全部をお届けします。
マレーシアの基礎情報
マレーシアの国旗はアメリカの星条旗と似ていますが、実は旧イギリス植民地だったためイギリスのユニオンジャックの影響を受けています。赤、白、青の色は確かにユニオンジャックと同じですね。
赤、白の縞模様は14本でこれは現在のマレーシア13州と1965年に独立するまでシンガポールがマレーシアのシンガポール州だったためです。今はマレーシアの13州と首都クアラルンプールを表すための14本といわれています。
そして左上に描かれている月と星はマレーシアの国教であるイスラム教を象徴しています。
マレーシアの基礎情報
マレー半島とボルネオ島の一部・サバサラワク州から成り国土の約60%が熱帯雨林です。
面積 | 約33万平方キロメートル (日本の約90%) |
人口 | 約3200万人 |
首都 | クアラルンプール |
民族 | マレー系、中国系、インド系 |
宗教 | イスラム教(国教、仏教、ヒンドゥー教、キリスト教など |
通貨 | マレーシア・リンギット(RM) |
時差 | 1時間(日本が1時間進んでいる) |
気候 | 一年を通して常夏 |
マレーシアの観光で知っておきたい基礎情報
マレーシアの首都クアラルンプールなどの中心地は先進国のような高い建物が立ち並び、私の日本の田舎よりずっと都会で発展しています。
それでも路地を入ると昔ながらの屋台が並んでいたり、中心地を離れると高床式の家があったりと時代を一気に超えた体験ができるのがマレーシアの魅力かもしれません。
マレーシアの行き方
今はコロナの影響で飛行機会社も便数も極端に減ってしまっていますが、通常は日本の飛行機、マレーシアの飛行機が日本から直行が出ていて飛行時間約7時間ほどで到着します。
その他にもシンガポールや香港、タイなどで乗り継ぎしてくる飛行機があり、うちの家族は日本とマレーシアの中間地点香港で乗り換えできるキャセイ航空が飛行時間が短くてお気に入りでした。
マレーシアの入国
日本人はマレーシア入国時に90日滞在できる観光ビザがもらえます。短い観光だけでなく数か月の短期滞在ができます。
マレーシアへ入れるのは永住権、就労ビザ、学生ビザ、MM2Hビザなどを持っている人ですが、入国前にマレーシア政府からの承認が必要です。また入国後にPCR検査と指定ホテルで14日間の隔離が義務付けられています。
コロナ規制のマレーシア入国に関しては在 マレーシア日本国大使館の情報を確認ください。
マレーシア政府からの承認をもらうのがかなり厳しく、マレーシアへ戻ってこれない知人がたくさんいます。



以前のように気軽に日本へ里帰りすることができなくなり、日本が遠く感じます。
マレーシア観光の費用
マレーシア観光は格安航空機のエアーアジアができてからかなり安い料金で行くことができるようになりました。
エアーアジアだと日本―マレーシア往復が5万円前後で買える時がありました。
今はコロナの影響で飛行機が飛んでいませんが、いつか復活してくれることを祈ります。
またマレーシアは屋台食が美味しい。
特にペナン島はB級グルメで人気が高く安くて美味しい食べ物がたくさんあります。
「屋台食なんて~」という人はレストランの食事もおすすめです。
費用は屋台食だと1食RM5~(約130円)、レストランのコース料理でも一人RM30~(約780円)から食べられます。
マレーシアには世界的に有名なホテルがたくさんあります。そしてホテル代がかなり安いんです!
リッツカールトンはクアラルンプールが世界で一番安いといわれています。
マレーシアへ観光に来るときは他の国では高くて泊まれないホテルに泊まってハイエンドのホテルライフを楽しむのもおすすめです♪
マレーシア観光中の乗り物
ツアーで来る場合送迎込みかもしれませんが、個人で観光する場合も交通費はそれほどかかりません。
ペナン島には市内を無料バスも走っています。
タクシーも日本と比べると安いですが、メーター制でなく交渉制のため日本人は苦手です。
最近アプリで登録個人タクシーを呼べるGrabがあります。
携帯電話にアプリをダウンロードして利用しますが、これを使いこなすことができたらとても便利です。
マレーシアのおすすめ観光地
マレーシアのそれぞれの観光地やおすすめの観光スポットをご紹介します。
どこに行こうかと迷ったらまずはここを抑えて下さいね。
クアラルンプール
マレーシアの首都クアラルンプールは日本から直行便も出ているのでたくさんの観光客が訪れる場所です。
東南アジアと思えない高いビルがそびえ立ち若者がたくさんいるこの街はとても活気にあふれています。
クアラルンプールでぜひ行って欲しい観光スポット3つはこちらです。
ペトロナスツインタワー
全長452mの世界一のツインタワー。
展望台に登ることもできますが、私は下層階の商業施設KLCCで買い物や食事する方が好きです。
チャイナタウンとセントラルマーケット
小さなお店が並ぶチャイナタウンは活気に満ちた場所でぜひ訪れたい場所です。
そのチャイナタウンの北側にあるセントラルマーケットには雑貨やお土産物屋さんがたくさん集まっていてマレーシアならではの品物を楽しむことができます。
モスク、プトラモスク
通称ピンクモスクと呼ばれる外観から館内までピンクで作られた綺麗なモスクです。
クアラルンプール市内からプトラジャヤまで電車20分、駅からプトラ広場までバス10分ほどで着きます。
プトラジャヤにはピンクモスク以外に首相官邸など国の重要機関が集められた新しい都市でちょっとした一日観光が楽しめます。
ペナン島
マレーシアの第2の都市ペナン島はクアラルンプールから飛行機で45分、車だと5時間ほどのマレーシアに北側にあります。
マレーシアの中では中華系が多く住む街で、世界遺産やビーチがあるリゾート地はクアラルンプールとはまた違った文化が楽しめます。
ペナン島でぜひ行って欲しい観光スポット3つはこちらです。
ジョージタウン
2008年にユネスコ世界文化遺産に登録された街は古い建物の中を覗くと可愛いカフェやレストランになっているなど、楽しい物がたくさん発見できる場所です。
セント・ジョージ教会、観音寺、ブルーマンションなど有名な観光名所もジョージタウンの中にあります。
人気の壁画やワイヤーアートを探しながら観光名所を回るのがおすすめです。
バツフェリンギ
ペナン島の北側にあるビーチスポット。人気のホテルが集まる場所です。
ビーチから見る夕日が最高なので、夕方から出かけて夜市を楽しんでください。
このバツフェリンギにあるスターバックスは「世界で一番ビーチに近いスターバックス」だそうです。
屋台
ペナン島に来たら絶対おすすめが屋台です。
ペナン島は屋台天国といわれ『CNN Travel: Asia’s Top 10 Greatest street food cities』などたくさんのランキングに選ばれています。



ペナン島の屋台料理名物はチャークエティオ、ラクサ、ホッケンミーなどがありますが、私はワンタンミーが一番好きです。
イポー
クアラルンプールとペナン島の真ん中に位置するイポーはマレーシアで水の都と呼ばれています。
イポーの美味しい水で育った太くてシャキシャキのもやしはイポー名物となっています。
1893年に開業したマレー鉄道の白亜の建物が素敵なイポー駅は一見の価値あり。クアラルンプールから鉄道でイポーへ行くのもおすすめです。
イポーでぜひ行って欲しい観光スポット3つはこちらです。
イポー旧市街
イポーの旧市街はおしゃれな観光の街と変わりつつあります。
ペナン島と同じ作家さんの壁画も見ることができ、新しいカフェだけでなく昔ながらの老舗のお店も点在しイポー名物のホワイトコーヒーを楽しめます。
霹靂洞(ペラトン)寺院
鍾乳洞の中にある仏教寺院で、高さ12.8mの金色の仏像などが祀られています。
ひんやりとした鍾乳洞の中で照らされた仏像は神秘的ライトにで心が洗われます。
イポーにはもう一つ鍾乳洞の寺院で三寶洞(サンポトン)寺院がありますが、私は霹靂洞(ペラトン)寺院の方が気に入っています。
ローウォン(老黄)
ここはレストランですがほとんど観光地化されています。
クアラルンプールやペナン島などからもローウォン(老黄)のもやしチキンを食べにわざわざイポーへ行く人がたくさんいます。
ここの名物は蒸したチキンと湯がいたもやしのセットです。これをご飯か麺と一緒に頂きます。
観光客が増えてもまだ地元の人も集まるこちらのレストランはしっかり昔ながらの味を守っています。
【マレーシアについて】ペナン島在住歴25年が基本情報から観光情報まで徹底解説!のまとめ
マレーシアにはこの他にもたくさん訪れたい観光スポットがあります。
これからどんどん追記していこうと思いますので、お楽しみにして下さい!
またマレーシアは観光だけでなく移住に大人気の国です。
マレーシア移住に興味のある方はこちらの記事にまとめましたのでどうぞ!