【遠距離介護】国際結婚で親の遠距離介護に感じる罪悪感

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遠距離介護国際結婚するといつかは訪れる親の遠距離介護。
結婚するとき親はまだ元気なので、介護のことまで考ることはありません。

しかし親も年を取ってくると、いつかは介護をしなければいけないだろうと覚悟が出来てきたつもりでした。
しかしいざその時になるとかなり焦ります。

そんな遠距離介護が始まったときのお話です。
国際結婚した人の参考にして頂ければ幸いです。

遠距離介護の母は転倒して骨折から

母が倒れたのは7月のはじめでした。
きっかけは骨折でした。石につまずいて倒れた拍子に左腕を骨折して手術。

骨がもろく複雑骨折でセラミックを入れてつなぎ合わせた手術は3時間の予定が6時間かかりました。

手術後まあ年齢のこともあるしゆっくり治していこう、利き腕の右でなくてよかったねと話していた矢先なんと入院先の病院で脳梗塞になってしまったのです。

母は手術の影響なのか脳梗塞で半身不随に。

にいな
にいな

腕の骨折のときはそれほど慌てませんでしたが、脳梗塞はショックでした。

しかも骨折した腕だけでなく、足も動かなくなり、左半身不随。
言葉もよく話せなくなったということなのでこれは日本に来るしかありませんでした。

仕事を休み、家族の協力を得て日本へ来ることに。

【日本で親の介護】 遠距離介護の開始です

まだ介護というより看護ですが、病院へ来ました。
病院で母に会ったときはかなりのショック。

言葉がうまく話せず、私のことはわかってくれていますがほとんど何を言っているのかわかりません

骨折した腕はもちろん左足も動かず、なんとも悲しい姿です。

救いなのが本人の頭がしっかりしていること。
言葉が上手く話せないので最初は頭もどうかしてしまったかと思ったのですが、ゆっくり話を聞くうちにすべてわかっているんだということがわかってきました。

本人も自分がどこまで話せているのかがわからなかったようで、今までのようにぺらぺらと話していたのが、ゆっくり話したほうが通じるんだというのがわかってきて、日がたつにつれて話し方のコツがつかめてきたようで、内容がかなりわかるようになってきました。

今後は動かない左半身と言語障害のリハビリです。

脳梗塞などで麻痺が残った場合とにかく早期にリハビリをするのが大切なようで、母も肩の骨折の抜糸が終わるとすぐに本格的リハビリがはじまりました。

体もさることながら言葉のリハビリが大切です。

病院でも言葉が上手く出てこないと脳に支障が出たように思われ医療機関の方の対応も子供に接するようです。

「ごめんね~?」「ここ痛い~?」など年配の人にそれはないんじゃないと横で聞いていて腹が立ちます。

きっと体は動かなくても母が普通に話せたらこんな赤ちゃん言葉を使われることはないのではないかと思います。
人権の尊重ではないですが、これは全ての医療機関の方に見直して頂きたいなと切に思いました。

認知症でわからない人であっても人生の先輩に対する言葉使いは気をつけるべきではないでしょうか。
ましてや母のように頭がしっかりしている人への対応はもう少し考えて欲しいです。

そこで入院中母が少しでもできる事はないかといろいろ探しました。
病院のベットの上で不自由になった体で楽しみを探すのは容易ではありません。

入院で出来ること

狭い部屋の中、体が麻痺している母が出来ることは限られています。

  • 寝る
  • テレビを見る
  • 人と話をする
  • 本を読む

体が思うように動けない母は最初の頃ずっとベットに横になっているだけでした。
そうなると必然的に寝ている時間が多くなってしまいます

いくら病人といえども昼間寝すぎると夜寝れません。
看護師さんからもなるべく昼間は起きていないと昼夜逆転して体が辛くなると言われました。

そこでテレビを見る時間が増えてきましたが、テレビもずっと見ていると飽きてきてやはり知らず知らずのうちにうとうとしてしまうのです。

元気で座ってテレビを見ているとつまらない番組でも意外と見続けてしまうことがあります。これもずっと座りっぱなしで見ているわけではなくきっと合間に座っている周りを片付けたり、何かを取りに行ったりと多少は体を動かしながら見ているから出来ることのようです。

横になって動くことなくぼーっと見ているとどうしても眠くなってしまうのです。

一番いいのが人とお話をすることですが入院が長くなるといつもいつも誰かが隣に居てくれるわけではなく、どうしても一人でいる時間が長くなります。

電話で話すことも眠気覚ましにはよさそうですが、母の場合左手が上手く使えなくて寝たまま右手だけで電話をするのがかなり大変でした。

また言語障害があるので普通に話すことも出来ず、そういう状況をわかってくれてじっくり話を聞いてくれる人にしか電話することが出来ません。

なんとか時間を潰すために本でも読んだらと提案しましたが、左手が不自由になった母は本を持つこともめくることも出来ません

悲しいことに本も読めなくなってしまったのです。

入院中の便利な商品 ブックスタンド

そこで見つけたのがブックスタンド

 

ブックスタンド 入院

こうやって本を載せて下の留め金で本を挟めば手で持つ必要もなく片手でページがめくれます

これは本当に便利な商品でした。

 

ブックスタンド 入院

ブックスタンドの後ろは角度が変えられるようになっているので、座っていても寝ていても使えます。

ブックスタンド 入院

このブックスタンドがよかったのは本だけでなく携帯電話を置いても使えたこと
片手で携帯電話を操作するのはとても難しいことで、本当に苦労していました。

それがこのブックスタンドで解消されたので本を読むだけでなく電話をかけることも多くなって楽しみがぐっと増えたようです。

今はいろいろと便利な商品も出ていますが、今回の入院中で今のところ大ヒット商品はこのブックスタンドでした。

入院中いろいろ不便を感じている人にとってもおすすめです♪

そんなこんなでこれから遠距離介護問題が出てきそうです。
母が倒れて2回目に日本に行ったときは病院のあり方や母の気持ちの変化を見て慎重すぎる日本に疑問を持ってしまいました。

その時の記事はこちらで書いています。
【国際結婚で遠距離介護】 母親の病院生活でどこか違うと感じたこと

2回目の帰国の時は痛烈に遠距離を感じました。
留学をするということは海外で縁があり、結婚するかもしれません。

にいな
にいな

結婚するときは親も元気で介護なんて考えもしないかもしれませんが、いずれはこういう時期が来るのです。

この記事が留学を考えている人にあ~そういうこともあるんだと少しでも参考になれば幸いです。

 

そして母の後にマレーシアの義父がマレーシアで介護施設に入ることになり、日本とマレーシアの介護施設の違いを目の当たりにしました。

これはこちらの記事で紹介しています。: 介護施設の違いを目の当たりにした~日本とマレーシアでこんなに違う

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