Shotcutは無料で使える動画編集ソフトですが、使いにくいと聞いたけど本当なのか試してみました。
Shotcutが使いにくいといわれているのは、編集機能がたくさんあるからです。でも無料でたくさんの編集機能があるってすごくないですか?
使った感想は最低限必要な機能を使えばそれほど難しいとは感じませんでした。

我が家のワンコやネコの動画を作ってみました!
私が作った時の手順をできるだけ分かりやすく画像付きで説明しますので、Shotcut使ってみようと思う方は参考にしてください。
こちらが私がShotcutで作った動画です。
ShotcutでYouTube用の動画を作成するために
最初に準備することはShotcutに使う写真と動画です。
動画を撮らなくても写真をつなげてショートムービーにすることができます。今回は写真を10枚ほど用意しました。
Shotcutで作ったショートムービーをYouTubeに公開する予定なので、写真のサイズはYouTubeで推奨されている下記のサイズに編集します。
例:1,920px×1,080px、1,280px×720px、854px×480px、640px×360px
比率が16:9になっていないと、このように画像の両横が黒くなります。
Shotcutをダウンロードする方法
無料で使えるソフトはたくさんありますが、気を付けたいのがダウンロード用のボタンのつもりでクリックしたらウイルスに感染したとなることです。
目的はよく分かりませんが、そういう悪いことをする人がいるのです。
ダウンロードするときはとにかく気を付けたいですが、こちらのShotcutの公式サイトは大丈夫でした。
ダウンロードはここからです。
関係ない広告をクリックしないよう気を付けてください。
こちらの注意が出ますので『I Agree』をクリックします。
ダウンロード先を指定します。
ショートカットを作るかなど聞かれますが、デフォルトのままで『Install』に行きました。
インストール開始です。数分でインストール完了です。
Shotcutで使う写真や動画を用意する
Shotcutの始め方です。まず使いたい材料を用意します。
プロジェクト名を入れる
新規プロジェクトを作成で好きなプロジェクト名を入力、開始ボタンを押します。
写真や動画を入れる
上の「プレイリスト」をクリックします。
パソコンに保存している写真を出してマウスで左クリックしながらShotcutに移動します。
動画で使いたい写真を全部ここに入れます。
テロップや字幕のテキストを入れる方法
移動した写真にテロップや字幕などのテキストを入れます。
画像を選んで『フィルタ』をクリック。
□で囲った+をクリックします。
〇で囲った映像を選ぶと下記のリストが出てきます。
そこの「テキストシンプル」をクリックします。
〇で囲った「フォントサイズを使用」の横のボックスをクリックすると✔が入ります。そして横の「Verdana648」をクリックすると□のフォントやサイズが選べる窓が開きます。
日本語のフォントもたくさんあるので、便利ですよ!
フォントとサイズを選んだらテキストに入れたい文字を入れます。文字の色や文字枠、背景も好きなものに変更できます。
文字を入れる場所もここで変更できます。
テロップが終了したら、もう一度+マークを押して同じ作業で字幕やそのほかのテキストを入れることができます。
テロップや字幕入れが終了したら、上の〇プレイリストをクリックして次の写真を選び同じようにテキストを入力します。
この作業を繰り返して動画にしたい写真にテロップや字幕を入れていきます。
テキストを動かすには
テキストを上から下に動かしたり、左から入れたりとモーションを付けることができます。
無料でこんな機能があるのはうれしいですね!
ではその使い方です。
テキストを入れる箇所の上に「プリセット」というのがあるので、それを使います。
プリセットの横をクリックすると□のリストが出てきます。この中からテキストのモーションを選びます。
こちらは「テキスト」で文字を入れますが、その上にある「プリセット」から出来ます。
ペイント3Dでテキストを入れる
このようにShotcutでテキストを入れることもできますが、Windowsアプリのペイント3Dでテキストを入れておくこともできます。
写真のサイズもペイント3Dでできるので、サイズ変更するときにテキストを同時に入れてもいいですね。


テキストは写真をつなげてから入れることもできますよ。
写真をつなげてショートムービーを作る
写真にテロップや字幕を入れたら、それをつなげてショートムービーにします。
その流れはこちらです。
プレイリストより1枚目の写真を選びます。マウスの左クリックで下へ移動します。
映像トラックのV1のところに写真が入ります。
2番目の写真を1番目の写真の横に入れます。その横に3番目、4番目と入れていきます。
映像トラックのV1というのが出て、写真が入ります。2番目の写真を1番目の横に入れます。
写真の切り替えでエフェクトを入れる
写真や動画の切り替え時に特殊効果を入れることをエフェクトといいます。Shotcutもこのエフェクトの機能が入っています。
使い方は2枚の写真の切り替え箇所をオーバーラップさせます。
するとこの〇のように表示されここにエフェクトが入ります。
エフェクトの箇所をクリックして赤色枠になったら、上の『プロパティ』をクリックします。
どんなエフェクトにしたいかをこのリストから選ぶことができます。
画像が横に動いて消えたり、上から下に消えたりいろいろな動きが選べます。このエフェクトを入れることで少し凝った動画に見えますよ!
エフェクトを入れると写真と写真を切り替えるときにこんな感じでオーバーラップされます。
それぞれの写真の結合部分にエフェクトを入れて動画のできあがりです。
作成したショートムービーに音楽を入れる方法
画像だけのショートムービーは音が全く入っていないのでさみしいです。
音楽を入れると見ていて飽きないですね。そこで音楽の入れ方を説明します。
まずパソコンに入れたい音楽をダウンロードします。
YouTubeからダウンロードできます。
Youtubeで音楽を選んだときの失敗
YouTubeの音楽を入れることにしました。
ただYouTubeで収益を得ようと思っている方は著作権に注意をしてください!
著作権で保護されている音楽を使うと自分の収益になりません。
ここで選んだ福山雅治さんの「家族になろうよ」のオルゴールは著作権で保護されていました。
これを使うと「著作権者に広告収入が支払われます」ようです。
YouTubeで収益化を目指している人は「フリー素材」で検索して、著作権なしを選んでくださいね。
Youtubeから音楽をダウンロードしてShotcutに挿入する方法
Youtubeで著作権フリーの動画を選んでMP3(音楽)ファイルでダウンロードします。
これは無料のダウンロードソフトを使えば簡単にダウンロードできます。
ダウンロードはここから:https://ytmp3.cc/en13/
パソコンの分かりやすいファイルにダウンロードしてください。
Shotcutに音楽を入れる方法
「プレイリスト」をクリックして、パソコンに保存した音楽を左クリックで移動します。
画面真ん中あたりの左端に○三があるのでそこをクリックすると□一覧が表示されます。その中の「音声トラックを追加」をクリックするとオーディオトラックが追加されます。
YouTubeからダウンロードした音楽を「プレイリスト」に保存します。そこから左クリックして音楽トラックへ移動します。
動画の長さに合わせて音楽の長さを調節します。
音楽のフェードインとフェードアウトの方法
音楽がいきなり始まったり、切れたりしないよう徐々に音量を上げたり下げたりするのがフェードインとフェードアウト。Shotcutではこのフェードインとフェードアウトが簡単にできます。
方法は音楽の最初と最後にある〇を左クリックして動かすだけ!
音楽の音量を変える方法
音楽を入れたけど音が大きすぎる、または小さすぎるとき音の音量を変更できます。
変更の仕方はまず上の〇で囲った「フィルタ」をクリックします。次に左の〇で囲った「音声」をクリックすると一覧が出てくるので、その中から□で囲った「ゲイン音量」を選びます。
音量を調節できるバーが表示されるので、↑の箇所にカーソルを当てて左クリックで動かします。左に動かすと音量が下がり、右に動かすと上がります。
音楽を入れ終えて動画編集は完了です。
動画を保存する方法
作業中や作業完了時に「ファイル「」=>「名前を付けて保存」で作業を保存します。
たまにパソコンやソフトが固まって今までの作業が消えてしまうことがあります。せっかく時間をかけて作業したものが消えると頭が真っ白になりますが、こうやって保存しておけばまた復活することができますので、まめに保存することをおすすめします。
動画をMP4ファイルでダウンロード
先ほど保存したのは作業用の編集用ファイルです。
動画としてYouTubeにあげるためにはMP4ファイルでダウンロードします。
その方法はこちらです。さぁ、もう一息です!
上の□で囲った『書き出し』をクリックします。左の□から『H.264 High Profile』の箇所をクリック。最後に下の□の『ファイルの書き出し』をクリックです。
ファイルをダウンロードする場所を聞かれます。
私は『素材写真』ファイルの『にいなライフ』内『動画編集ソフト』に『Shotcut』ファイルを作ってそこにダウンロードしました。面倒な人はデスクトップにダウンロードすれば大丈夫です。
Save as typeの箇所がmp4になっていることを確認してSaveをクリックでダウンロードできます。
ここでできたmp4ファイルをYouTubeにアップします。
【初心者向け図解入り】無料動画編集ソフトのShotcutの使い方のまとめ
いかがでしたでしょうか。
上手くShotcutで動画が作れましたか?最初からすごい動画を作ろうなんて考えない方がいいですよ。
作っているうちにだんだん慣れてきれいな動画を作れるようになります。
今回は写真をつなげてショートムービーにしましたが、もちろん動画を編集することもできます。
Shotcutは無料でこれだけの作業ができるのはすごいです!慣れるまで大変ですが、お金をかけず楽しみたい人におすすめです。
ただ途中でよく止まって作業が消えてしまうことがあるので、こまめに保存することを忘れないでくださいね。私も何度か保存を忘れ作業し直しがありました。
私がShotcutで最初に作ったビデオはこちらです。どんな動画でもYouTubeにアップできるので、どんどん試してくださいね。
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